大般若会で、実相院 馬頭観音像を拝観

4月17日に大般若会が行われ、観音堂の馬頭観世音が御開帳になると聞いて、再び実相院を訪ねた。
大般若会の終了を待って観音堂に入れていただき、須弥壇上のお堂に収められた馬頭観世音菩薩座像を拝観。
坂上田村麻呂が角間渓谷の鬼退治をした際に助力したとされるが、像そのものは室町時代前半の作。片手で持てそうなほど小さい。お堂の中が暗く細部までは見えないが、頭上に馬頭を頂いている様子が見て取れる。
お堂の中にはほかに、向かって右に不動明王、左は四天王の一人か。前にもう一体の前立馬頭観音。

2024年04月17日