青木村郷土美術館「昔ばなしの語り」

2023年2月19日(日)10:00~11:40
青木村郷土美術館 喫茶室で、昔ばなしを語りました。
主催は、青木村郷土美術館。「趣味アトリエ講座」の一貫で、『民話を聞こう』と銘打っての企画です。
コロナ感染拡大防止の観点から、定員10名としていましたが、13名の皆さんにお出でいただきました。
4人の昔ばなしの語りの後、お茶とおやきをいただきながら、みなさんで歓談。
「冠者さまとごまのサヤ」に登場する馬の蹄跡が子檀岳の麓の阿鳥川に残っていること(実は、青木村指定文化財「甌穴」)や、片目を失った者の話は鉄鉱石・砂鉄の採掘場やたたら場(製鉄炉)のあった場所に多く存在することなどの解説に、興味を持たれた方からの発言が相次ぎました。「でぃらぼっちの後家さん」の「でぃらぼっち」は、「でえらぼっち」「でぃらんぼう」など全国各地で様々な表現がされていることなどにも話が及びました。
上田市塩田の「小泉小太郎」の母親は蛇、松本・安曇の「泉小太郎」は龍。蛇の脱皮は死と再生を物語り、蛇が水中を泳ぐ姿は稲妻を連想させ、神社の注連縄も蛇を象っているといったことまで、話が弾みました。

4人の語りの演目・お話の内容は、以下のとおりです。

2023年02月19日