2024年6月の「昔ばなし語りの会」

6月30日(日)13:30~15:10
上田創造館 民俗資料館で、「昔ばなし語りの会」を開催しました。
今回のテーマは、「今、語りたい、伝えたい民話」。各々の語り手が、"語りたい""伝えたい"思いをもって選んだ民話です。
聴衆は、途中から顔を出してくださった方も含め36名。いつものことですが、メイン会場の"囲炉裏の間"には入りきれず、隣の区画でモニターを通してご覧いただいた方・お子さんも多数いらっしゃいました。

お聴きいただいたみなさんからいただいた感想です。

◦ 「あずきとぎ」始まりの泥っかすの子どもの声がリアルでした。
 「猫檀家」低音が魅力の声でした。
 「おおかみの眉毛」とても不思議なストーリーでした。
 「五郎びつ」心穏やかに聞いていましたが、最後に急展開の災害の話への人情物語。自然災害の備えの大切さを学びました。
 「八幡様の狐」お話の後の逸話もおもしろかったです。母親のことが気になりました。
 「へび女房」母親の愛の大きさを伝える話でした。
 「クチナシの花」毎日のあたりまえの生活の大切さを教える話でした。
 「花野の娘」普段の生活が大切なお話でした。
◦ 毎回楽しく拝聴させて頂いております。今回も穏やかなひとときを過ごさせて頂きました。昔話に聴き入り、毎日の大変な事や気持ちを流して頂き、すっきりとした自分になりました。ありがとうございました。
◦ 亡き母は真田の出。小さい頃、あずきとぎのこと、聞かされました。おりこうにしていないと連れていかれると。十数年たった今、大変懐かしく聞かせていただきました。狐にだまされた人がたくさんいたとか。長野(上田方面)の民話の話、たくさん聞きたいと思いました。
◦ 久々に聞きました。活字を追うとはちがい、とても楽しめました。結末が気になりドキドキしました。ありがとうございました。
◦ 8人の語りにひきこまれてしまいました。1時間30分はあっという間に過ぎてしまいました。またの期の語りの会、楽しみにしております。お互い加齢の身です。お体大切に、よい話を長くお聞かせください。
◦ みんな お話がむずかしかった。「クチナシの娘」が一番むずかしかったけど、帰ったら、娘はクチナシの木だったということがわかった。「五郎びつ」は、最後に五郎がいなくなったのは、食材が一人分足りなくて、自分がいなくなれば足りると五郎が思ったって思いました。おもしろかった。(小6)

2024年06月30日