2024年4月の民話学習

2024年4月13日(土)13:30~15:20
参加者9人
「真田(千曲川右岸)の狐民話」と「民話の中の狐」

【学習内容のまとめ】
真田に伝わる狐民話 「魚取りと狐」「狐の恩返し」「山遠家の狐」
 共通点…狐と人間との関わりが軟らかく後味がよい。※真田の天狗話「角間の天狗」も、子どもにやさしい。
狐=農耕神の示現←人里近くの山林に生息 生殖や採餌の行動が季節により特異(3~5月に出産し鼠を多く捕食)
 狐への信仰が変化・衰退し、化ける・化かすものに。
古典の中の狐
 『日本霊異記』…狐女房の原型。せめて夜だけでも来て共寝して⇒「来つ寝(キツネ)」
 古名「ケツ」「キツ」
昔話の中の狐…多様な様相
 人間に化けて恩返しする 人間を化かそうとして退治される 狐が化けるのを見た人間を化かす 仇返しする その他
 動物昔話のいたずらもの

2024年04月13日